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Natural Software

KinectなどのDepthセンサーを中心に活動しています

「アジャイルでやってみた。」という本を書きました。

TFSUG 実績

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TFSUGのスタッフメンバーで「アジャイルでやってみた。ウォーターフォールしか知らなかった僕らSIerのスクラム日記」という本を書きました。僕は今回は企画ということで基本的には書いていません(いろいろあって結局すこし書いたのですが)。
技術説明というよりは、物語での読み物に仕上がっています。
会社で上司に「次のプロジェクトはアジャイルで!」と指示された主人公がいろいろな問題にあたりながらも、プロセスとツールで解決していく物語になっています。

  

出版社サイト

www.shuwasystem.co.jp

 Amazon

アジャイルでやってみた。

アジャイルでやってみた。

概要

全5章から構成されており、下記のようになっています。

  • 1章:アジャイルの概要
  • 2章:プロセスの改善(Scrumの導入)
  • 3章:ツールの改善(VSTSの導入)
  • 4章:OSSツールからVSTSへの移行(外伝的な感じ)
  • 5章:さまざまな課題を克服(発生する問題に対して、VSTSの各種機能で対応する)

各章、スプリントで扱っているテーマは下記のようになっています。

2章

  • スプリント1 オーバーコミット、詰込み過ぎ
  • スプリント2 詰込み過ぎを解決
  • スプリント3 オーバーコミットを解決する

3章

  • スプリント4 同時に二つ(Excelとビルド)の問題が起きる 
  • スプリント5 ツールを導入する
  • スプリント6 バグった(単体テストコードがない事の問題)

4章

  • ヘルプ1 OSSの個別ツールを使っている別チームの問題解決
  • ヘルプ2 VSTSへの移行

5章

  • スプリント7 顧客からのフィードバック(Feedback Client)
  • スプリント8 並行開発(ブランチポリシー、Pull Request)
  • スプリント9 ユーザーからのフィードバック(Application Insights)
  • スプリント10 レポート(PowerBI)
  • スプリント11 UIテスト(Test Manager)
  • スプリント12 ビジネスのスピードについてこれるか? Release Management
  • スプリント13 負荷テスト(Load Test)
  • スプリント14 完全公開したらシステムダウンした(Infrastructure as Code)

背景など

今回、ツールとしてMicrosoftのVisual Studio Team Services(VSTS)を使っています。Microsoftのサービスは進化が早く、紙媒体では賞味期限が短いので、本編では極力画面にかかわる説明はしないようにしています。各機能の解説や手順的な部分はappendixとして補完しています(appendixだけで3分の1くらいあります)。

執筆担当については、以下のようになっています。

ストーリー部分

  • 竹林さん
  • 串田さん
  • 石神さん

技術部分およびappendix

  • 亀川さん
  • 清水さん

僕は手が足りないところをフォローする感じで。

企画、構想から1年以上たってやっと出版までたどり着きましたが、内容としては問題なく使えるので、これからも長く使ってもらえると思います(VSTS部分はここ1か月くらいで画面が結構かわってしまった。。。)。
ストーリー部分は仮想のプロジェクトを進めていく流れで、節ごとにスプリントになっています。その単位でバックログを動かし、スキルマップでどのスキルが変わったかを見られるので、生きたプロジェクトに近い状態になっていると思います。

書内で使用しているドキュメントのデータはこちらに置いてあります。

github.com


ちなみに、書内で進めているプロジェクトは「著者と読者の交流サイト(SNS)」となっています。これは僕がほしいサービスなので、ぜひ誰か作ってください。。。バックログ、ビジネスモデルのイメージも書いています。類似のサービスがないので、もしかしたらうまくいくモデルではないのかもしれませんが(というのも含めて物語に書かれています。。。)

OSSからVSTSへの移行について

念のため誤解のないように補足すると、OSSからVSTSに移行という章がありますが、これにOSSをdisる意図はありません(全体的に、自分たちの推すものを上げるために、別の何かを下げるという表現はしていないつもりです)。

TFSUG自体、ツールにこだわるグループではないので。実際、この本の原稿は最初VSTSのリポジトリで作業していたのですが、Pull Requestの画面が見づらくて、途中からGitHubに移動しています(VSTSにこだわることもしない)。このあたり出版記念イベントで話す予定です。

なんらかの理由があって、OSSツールからVSTSに移行したい人のための章と理解していただけると嬉しいです。

出版記念イベント

出版記念イベントも企画していますので、ぜひご参加ください(書籍プレゼントもあります)。

tfsug.connpass.com

最後に

まえがきにも書きましたが、レビューやアドバイス、帯のご協力をしていただいた、武田さん、牛尾さん、たくさんの手間と時間を使ってレビューをしてくれた横田さん、高橋さんに感謝します。

合わせて読みたい

竹林さん

changesworlds.com

亀川さん

kkamegawa.hatenablog.jp

清水さん

blackssi.cocolog-nifty.com

中身チラ見せ

登場人物とプロローグ

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Sprint 8 並行開発時の運用を考えよ(ブランチポリシー)

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プロダクトバックログとスキルマップ

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appendixの技術解説

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