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Natural Software

KinectなどのDepthセンサーを中心に活動しています

Redmineを半年使ったので、Tracとの比較をしてみる

Trac redMine

ここ半年ほどTracではなく、Redmineを使っているので、両者の比較をしてみようと思ったんですが、結論から言うと、自分が使っている範囲で両者に決定的な違いはなく、同じように使う事が出来ました*1
#一応書いておくとScrumやチケット駆動とったことをやってるわけではありません。


ということで、両者の細かな違いなんかを書いてみようと思います。
比較のベースはTracになってるみたいです。

使ってる機能

活動(Tracのタイムライン)

違うところ

  1. Redmineの活動は、概要一行と詳細が数行にわたって表示されるので、活動のみで詳細を把握しやすいが、全体の流れを見通しにくい
  2. Tracのタイムラインは、概要と詳細が各1行ずつ表示されるので、全体の流れを見通しやすいが、タイムラインのみで詳細を把握しづらい。

マイルストーン(Tracのロードマップ)

違うところ

  1. Redmineマイルストーンは、そのマイルストーンに消化すべきチケットの一覧が合わせて表示される。その他の情報は(たぶん)載せられない
  2. Tracのロードマップは、チケットの一覧は合わせて表示できないが、Wiki記法が使えるので、同じようにする事もできるし、QueryChartを使ってバーンダウンを表示する事も出来る

チケット

違うところ

  1. Redmineでは、コメントとコミットフックが並べて表示される
  2. Redmineでは、チケットの一覧や詳細をPDFに出力できる
  3. Redmineでは、バージョン、コンポーネントがない(カスタムフィールドで対応可能)
    • バージョンがないと、不具合管理するときにどのバージョンかわからなくなるので、個人的には必要な項目
      • Redmineだと、カスタムフィールドの表示/非表示を簡単にトラッカーごとに返られるので、バグのみにバージョンを表示するのが簡単なのが良かった
  4. Redmineでは、作成したチケットの概要が変更できない変更できるそうです(@さん、ありがとうございます)。
  5. Redmineでは、チケットのコメントを消せない消せました
    • コメントをもらいました。「ロールの「チケットトラッキング」「注記の編集」が有効になっていれば編集でき、消すこともできます」


ここで魅力的な機能がPDF出力で、チケットの一覧や、詳細をPDFに出力できること。Tracでも一覧はExcelに出力できるが、詳細は出力できない(ハズ)。
たぶん、一覧と詳細をまとめて一つのPDFとして出力できればバグ表っぽく仕上げられるのではないかと思ってたりする。
出力へのリンクは下のはじっこにちょこんといるので見逃さないでね!

リポジトリブラウザ

違うところ

  1. Redmineでは、直近のコミットがいくつか表示されるので、活動を追う必要がない
  2. Tracでは、VCSとチケットの関連付けはVCSのコミットフックで出来るが、RedmineRedmineスクリプトを実行しないと自動更新されない(リポジトリブラウザの更新で手動更新はできる)

Wiki

Wikiとしても機能は同じだけど、自分としてTracRedmineの決定的な違いはここだと思っている。TicketQueryを使ったチケットの埋め込みはTracでは最初にやることで、チケットが増えてきても使うので、これが出来ないのが地味に痛い。

  1. Tracでは、wisywigエディタがあるので書きやすい
  2. Tracでは、TicketQueryでカスタムクエリをWikiに埋め込む事が出来る
    • Redmineでもチケット一覧でカスタムクエリの保存ができるが、そこへのアクセスしやすさの違い

まとめ

こんな感じで自分の使い方では両者に違いはないと思ってます。
細かい違いはあるけど他の機能でカバーできる事がほとんどなので、それがわかっていれば問題ないかと。
TracRedmineの選択としては、マルチプロジェクトへの対応度合い*2と見た目くらいかと思っています(し、実際もそうだと思ってます)。


ここまで両者について書いた後でアレですが、今の自分の興味がアナログのチケット管理だったりしますw

*1:正直なところ今回Redmineを使うまでRedmineのUIに慣れず、多少敬遠していたところがあったけど、それもクリアしたので今ならどっちでもいいと思えるようになった

*2:TracでもTraMで対応できますが、プラグイン対応とデフォルト対応の違い、という感じで